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2014年12月26日 (金)

今年もやります!発表!年末恒例カミノデザイン的10大ニュース!

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via→(Torsten Sherwood's new construction toy pays homage to Legoさん)
はい、今年も今日で更新最後です。

というわけで恒例のカミノデザイン的10大ニュース。
相変わらず紙も紙じゃないものも混じってますが、なんだろう、そういう区別がなくなっていく素材になっていくのでは紙って、っていうのが2014年のキーワードだと思ってるのです。

ではどうぞ。


image   新しい印刷技術がどんどん

破ると光る印刷や、動く印刷。電気を通す印刷に、香る印刷。
近い将来、紙とデジタルはその境界が失われていくのでは、と思われるのです。
→(世界初! 圧力がかかると発光する「応力発光印刷」を実用化 | DNP 大日本印刷株式会社さん)
→(▶ Wedys Ⅱ -走る人- Evacuation Guidance POP 避難誘導POP 非常口ver - YouTubeさん)
     
image   2次元の復活

プロジェクションマッピングといい、物体のイラスト化といい。

3D映像や3Dプリンタの進化と平行して、なぜか2次元での表現が復権した年でした。


via→(「ジーンズをアニメ風にしてみると…めちゃくちゃクールじゃないか!」欲しがる人が続出していたデザイン:らばQさん)    
image   この傾向は、身近な媒体での新しい表現にもつながってると思うのです。

左はカーペットをキャンバスにしてしまうプリンタ。
他にも芝刈りプリンタなんてものも。

そしてこの傾向は、来年も続くと思ってるのです。
via→(【トレたま】じゅうたんがキャンバスに:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京さん)    
     
image   パラパラ漫画とGIFアニメの復活
今年特徴的なことだと思いますよ!

YouTubeをGIFアニメ化するツールの登場は最近話題になったばかり。
左の写真はVine動画をパラパラ漫画にしてくれるサービス。

そしてもうひとつの研究所さんは、ひとつの文化を生んだとさえ思うのです。→(もうひとつの研究所 homeさん)
via→(Vineの6秒動画をパラパラ漫画に変換して送ってくれる『VineFlip』 | 100SHIKIさん)    
     
image   全く新しい入力デバイスの出現

スマホとともに、新しい入力デバイスが出現しはじめているのです。

左は紙に印刷したキーボードでの指の動きをカメラが読み取るアプリ。 

最近のニュースでは、すべて液晶画面のキーボード、なんてのも。
→(フル液晶のタッチキーボード- PC Watchさん)
via→(How to Use Paper Keyboard App for iPhoneさん)    
     
image   バリアをフリーにする技術

現実のコミュニケーションが希薄になってるのかと思いきや。

写真は病気のために一緒に遊べない子どもたちとガラス越しに遊ぶトイ。

ほかにも脚の不自由なこどもたちと一緒に歩く道具なども。→(Upsee from Firefly - The mobility device changing people's lives worldwide | Fireflyさん)
via→(KonneKt: a social game for isolated children in the hospital/ IxD Awardsさん)    
     
image   個人を認証する方法

情報管理がどんどん難しくなっていきます。 と同時に、個人を認証する新しい技術がどんどん生まれてますよ。

写真は体臭で個人を認証する技術。

例のゆがんだ数字を読む個人認証も、より簡単で複雑なものに姿を変えようとしています。
→(覚えられないパスワードに代わる 新しい認証方式: カミノデザイン)
via→(Body Odor ID: Your New Smelly Password : Discovery Newsさん)    
     
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  折る表現

紙の技術の代表的なもの、折る。
宇宙開発における折る技術の重要性はずっと以前から指摘されてます。

そもそも折る表現は、もっとも簡単でありながらとても美しい加工法だと思うのです。

写真は5秒で折る折り紙。
カエルなのだそうですよ。
original→(Instant Origamiさん)
image  
こちらは折って開けるドア。
折れ戸っていう意味じゃなくって。

このアイデア、枠が完全に不要なので、たとえばドアをamazonで購入する時代の到来を予感させるのです。

via→(Evolution Door reinvented with folding mechanism by Klemens Torgglerさん)
     
image   iPhoneが生活の全てに取り込まれようとしてる件

iPhoneとの組み合わせガジェット元年だと思うのです今年は。
キーワードはiPhoneの規格サイズ。

これと身の回りの日用品と組み合わせることで、とんでもない道具が生まれはじめています。

写真は計量カップとiPhoneを組み合わせて、傾いても計量できる例。
via→(【トレたま】目盛りのない計量カップ:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京さん)    
     
image   ダンボール箱の価値

捨てられるダンボール箱から捨てられないダンボール箱へ。 

写真はダンボールが子どもたちの学校生活を変えてしまった例。

→(最高の、ダンボールの、おくりもの: カミノデザイン【kaminodesign】)
image   またコクヨさんから驚きのダンボール箱が商品化されました。

アイデアやデザインが、ダンボールを新しい価値の製品にできるひとつの象徴的な例と思うのです。

→(コクヨさんの新しい多機能ダンボール箱 kami-no-hako(かみのはこ): カミノデザイン)
→(コクヨさんのkami-no-daisha(かみのだいしゃ): カミノデザインさん)
image   そしてダンボールに新しい価値を与え続ける無印良品さんからも、とっても楽しい箱が発売されました。
→(無印良品から新発売のクラフト箱が面白い: カミノデザイン)

○○箱、ではなくて単に箱を商品として成立させる無印良品さんの凄さ。

NHKさんでは、ダンボール箱と紙箱の対決なんていう超マニアックな番組も放送されました。
→(NHK[超絶 凄ワザ!]最強の紙箱を目指せ カミノデザイン的見方)
     
image   amazon箱の爆発的進化

たとえて言うならカンブリア紀の爆発的進化。
amazonのダンボール箱の種類がとんでもなく増えて、もう定番といえる箱がなくなってしまったのです。

もはや全貌をamazonさんさえ知らないのでは、と思えるレベルに。

→(なぜAmazonのダンボール箱はスカスカで大きいのかって言われてる件について カミノデザイン的見解)
     
image   これ、山折り谷折りどっち?

これ、どっち向きに折りますか?
長年の疑問についに答えが。
→(カミノデザイン全国ダンボール調査 結果発表!: カミノデザイン)

A 山折り 43.2%
B 谷折り 56.7%

で、じつはほぼ拮抗する結果だったのです。なので組立説明書にはどちらに折るかを明記する必要がありそう。

     
image   nendoさんの2014年作品

モノのデザインにまったく新しい見方を与えてしまったnendoさん。
今年もその楽しいデザインに唸りまくったのでした。むう。

写真はリボンのかかったラッピングなんだけど、トートバッグになっちゃいます。→(giftote-bag | nendoさん)
image   そして彼らはケーキまでデザインしちゃう。

villageと名付けられたケーキ。個別のケーキなのに、橋をかけることで大型のケーキに変身します。

これって小売店の立場で考えれば、カットケーキとしてもホールケーキとしても扱えるまさに魔法。
→(village | nendoさん)
image   ものすごくnendoさんデザインを象徴してる気がするのはこれ。

有名なテーブルランプの発売10周年を記念して、10組のデザイナーさんが作品をつくったそう。

nendoさんはオリジナルをまったくいじらずに、地と図を反転してランプを作ってみせたのでした。

→(eigruob | nendoさん)
     
image   傑作ポップアップUnder the Ocean (Pop Up Book)
これすごいよ。飛び出す絵本、ついにここまで来ました。
そしてもうプレゼントに最適。

まだあんまり知られていない今がチャンス、と声を小さく言っておきます。

→(最高にプレゼントできるポップアップブックが見つかったかもしれない: カミノデザイン)
     
image   紙の服を着る

スコッチさんのサイトで、自分でデザインした服をダウンロードして紙で作るサービスがあったのです。

サイズまで選べる本格派。デザインしその場で作る、モノづくりの革命を見た気がしたのです。

→(夏休みの工作に!スコッチさんのペーパーファッション工作がすんごい: カミノデザイン)
     
image   全く新しいダンボールブロック

とにかくぶったまげた紙のプロダクトはこれです。

個々の組み立て不要、低コスト、たった1種類のパーツ、自由な完成像。

ダンボールのブロックが目指して成し得なかったその究極の答えを見た気がしました。

→(全く新しいダンボールのブロックシステム: カミノデザイン)
via→(Torsten Sherwood's new construction toy pays homage to Legoさん)    

というわけで今年も10個超えちゃいましたが。

紙文化は廃れる廃れるって言われ続けて、いやいや逆に紙は進化しつづけてます。
まわりまわってまた紙に戻るのでは、と思わせる年だったのです2014年。

実際、スマートフォンはやがて単なる投影デバイスになって、ふつうの紙がスマホ代わりになっちゃうんじゃないでしょうか。
たとえば手首に投影するデバイス。
→(Cicret Bracelet Turns Your Arm into a Touchscreen Device - My Modern Metさん)

200度の熱の伝達を抑える紙の断熱材、なんてのも。
→(【トレたま】紙の断熱材:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京さん)
透明な紙あたりと一緒に、建築は紙で建てられる時代がくるかもしれませんよ。
透明な紙【カミノデザイン】

来年はなんだかウェアラブルデバイスが一気に普及しそうで、そこに紙がどう絡むのかいまから楽しみ。きっとそういうアイデアが出てくるはずなのです。

そしたら真っ先に紹介しますね、カミノデザイン。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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