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2013年3月11日 (月)

ダンボールインテリアまとめ ①【世界にひとつ】サンプルカットタイプ

ダンボールで店舗や会社、オフィス、仮設イベントや展示会場のインテリア・内装を製作した例。それらを分類して今週5にわたって紹介します。
※ここでは商品ディスプレイではなく、インテリア寄りの例を紹介します。

●ダンボールで内装を行うメリットは?

材料安価 軽量 加工が容易 量産が可能 印刷も可能 組み立てに工事や技術が不要 リサイクルや可燃ごみで廃棄可能

…など、じつは良い事ずくめ。強度が無い、水に弱いなどの弱点は、折れたり汚れたりした部分だけを交換できることで逆にメリットになるのです。

●じゃ普及しないのはなぜ?

イメージとコストでしょうか。ダンボールっぽさ、のイメージ。でもこれってデザインで解決可能。デザインはやがてイメージを覆すかもしれないのです。
コスト面では、実は想像よりも高くなります。材料は安価なのに。そしてこれもデザインで解決可能。ダンボール箱と同じように量産すれば、安価になるのですきっと。

●ダンボールインテリアの分類

大きく分けて・世界にひとつタイプ と・量産可能タイプ に分かれます。

A 世界にひとつタイプ (1パーツずつ異なり、量産がむつかしい)

サンプルカットタイプ (パーツをひとつひとつ切り出す建築様式)
積層タイプ (シートを重ねてつくる シートは1枚ずつ異なることも)
平面・グラフィックタイプ (切り抜きまたは印刷や絵でデザインを作る)

B 量産可能タイプ (基本的なパーツは同型 量産・販売が可能)

ダンボール箱タイプ (箱を積んで作成 単に載せるか接着による積み)
ユニットタイプ (ユニットを積んで作成 積む仕組みがあり接着不要)
平面・グラフィックタイプ (同じ切り抜きや印刷によるスクリーン状)

それぞれ一長一短ありますが、今日は①番のサンプルカットタイプをご紹介。
このタイプの特徴は、1パーツずつ部品を切り出して組み立てるため、建築に極めて近い方法で作られること。基本的に特注の一点物なので、同じものをもう一つ組み立てるには同じ工程を2度必要とし、コストも2倍かかります。でも複雑なものが作れますよ。

image cardboard office (Creative Reviewさん)

もうこれって建築。全ての部材がダンボールでできています。
厚みのあるちょっと特殊なダンボールが使用されています。
木材や鉄骨のようにも見えるから不思議。


image Pupa by Lazerian (Dezeenさん)

いっけん同型の三角形ユニットを積んだようにみえますが、じつはこれを実現するためには三角形はひとつひとつ異なる形になるのです。Pupaは[さなぎ]の意。


image ACE Pavilion (ArchDailyさん)

格子状に組んで面材として使用された例。美しい三次元曲面なのです。軽量で大判のとれるダンボールが活かされた例。



image SOFTlab @ Pratt: GAUD exhibition 2012 (ALANtanseyさん)

こちらも三次元曲面ですが、まるで生き物のよう。
ダンボールとベニヤ板で構成されています。ポリゴンを形づくる一枚一枚は、すべて形が違うのです。

 

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