« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月の15件の記事

2010年12月30日 (木)

2010カミノデザインが選ぶ10コンテンツ

今年も最後の更新なのです。
毎年最終日に選ぶ、10コンテンツの発表です。といっても勝手に選んでるので特に根拠があるわけじゃないんですけど。

10コンテンツを見ていると、まったく新しい発明というよりも「だれもが知ってるこんなものをこんなふうに使ってみました」という例が今年は多かったような気がします。しかもそれが発明レベルですごい。

なんだか世の中はそういうふうに変わっていくのかもしれません。
紙コンテンツを見ながら、そんなふうに感じたのです。

ペーパーリング (ペーパークラフト作家 いんじゃんブログさん)
今年みた「紙でできたもの」の中で最も美しい、と思うのです。わださんが出演された「すてきにハンドメイド」も食い入るように見たのですが、ペパクラがまるでフェルト手芸のように可愛いのです。

Tool Box by Tim Oelker (LikeCOOLさん)
まったく紙じゃないのですが、パッケージとして。
中の金槌が取っ手になるのです。つまり包む前と後では中身が変化するのです。そんなパッケージが存在することに衝撃を受けました。

クリップで鎖かたびらを作る (デイリーポータルZさん)
まいりました。鎖かたびらを作る素材は明らかにこれしかないのです。なのにこんなことを実際にやって見せた人って、いない。
人類が火を起こした最初の瞬間を見た気がするのです。

クリップステーション・鳥 (AmaretttoGimger's clippさん)
もう1題、クリップで。
無印良品から発売されたクリップトレイなのです。ところがクリップの上にくるトレイなんて見たことがありません。誰も見たことが無いのに誰が見ても使い方はこうなのです。

Clever Little Bag by Yves Béhar for Puma (dezeenさん)
PUMAさんの新しい靴箱。不織布と最小限のダンボールからできています。そのダンボールの展開図、見れば見るほどアイデアと工夫にあふれています。これからのスタンダードを感じさせる、靴箱界の革命と思うのです。

Popville (Oh Joy!さん)
当時の記事でもそう書きましたが、今年いちばんの飛び出す絵本はやはりこれだと思います。前のページをそのまま利用するアイデアも素晴らしいのですが、中央に集中しがちなポップアップでページ全面に街が展開していく構成もとっても楽しいのです。すでにプレゼントとして使わせていただきました。

No More Tape And Scissors! (Yanko Designさん)
いわゆるみかん箱。
もう進化はないと思われていたこの箱形状に、まだ工夫の余地があったのですね。箱の一部を切り取って、ガムテープ代わりに使用します。ガムテープは箱の長辺よりも長く必要ですが、そのあたりもちゃんと考慮されています。

Dedo, message board (Goncalo Camposさん)
参りました。
今までものを書く、という行為で紙に勝るものは無いと思ってました。
毛足の長いカーペットを利用したメッセージボード。なにより書く行為そのものが気持ちいいはずなのです。

ペイントドット (寺西化学工業株式会社さん)
マジックインキ。あのサキッチョの直径にぴったり合わせたドットを持つプロダクト提案です。塗ることでオリジナル作品のできあがり。
好きな写真をドット変換できるウェブサービスも秀逸です。デザインはsetoさん。

⑯カメレオン (the world is not enoughさん)
最後はやっぱりこれ。
仮装大賞でいちばん多く使われるであろうダンボールを、こんなふうに利用した人はいままでに一人もいないのです。いやいやそれどころか世界でも初めて見ました。この方法なら、1枚の紙に異なる情報を2つ掲載できるのです。それもアナログで。いやダンボールで。

 

カミノデザイン、来年も宜しくお願いいたします。よいお年をお迎えくださいな。

| | コメント (0)

2010年12月29日 (水)

2010日本パッケージングコンテスト

2010日本パッケージングコンテスト (日本包装技術協会さん)
今年の更新も今日をいれて2回。すでに毎年の恒例となっちゃいました。パッケージングコンテストの優秀作品の中から、カミノデザインの勝手な視点でいくつか紹介したいと思うのです。

"感嘆"施工の「壁掛け便器」包装
パッケージ自身が施工ガイドになるのです。ある意味半組み立て済み。

カートン捺印部カード化対応
必要な情報だけ切り取れます。捨てることを促すデザインでもあるのです。

VAIO Wの環境負荷を減らす取り組み
これはつまり、PCバッグをパッケージにしている、ということでしょうか。

カラープリンター用トナー【縦置き禁止包装】の改良
○○を禁止する、という目的で設計された箱があることを知ったのです。

Ecoダンストッパー
同じ目的の製品はいくつかあるのですが、もっとも使用プラスチックの少ない形状かもしれません。

メロン 5個・6個入れ共通緩衝材
アイデアも素晴らしいのですが、実はメロンの模型にしびれました。

ヨーグルト等内容物が付着し難い蓋材
あのもうどうしようもなく処理に困るフタについたヨーグルト。

ストップパウチ
これも○○を制限するパッケージ、なのです。

常世の「神宮花豆 甘納豆」 パッケージ
店舗のインテリアに使用されているのも納得の美しいパッケージ。

薄型テレビ包装の画期的なリユース形態の開発によるECO包装
薄型テレビは薄くなりすぎて、もはやあたらしい「決まった大きさの規格」になりつつあるのだなあ、と感じたのです。

スイカ用ノンステープル段ボール箱
写真だけでは機構はよくわかりませんが、「スイカ自体でロック」という表現にしびれました。

ポーラ コ・ウ
以前に紹介したことがあります。コントロールのきかないプレスをコントロールする技術でもあるのです。

| | コメント (0)

2010年12月28日 (火)

ふうせん

Daisy Balloon (LikeCOOLさん)
ふうせんドレス。ひとつひとつの大きさが巧みに計算されています。

oskar zieta: beta and limited collections (designboomさん)
思い切り柔らかそうに見えるんですが、実は鋼板なのだそうですよ。

BALLOON BENCH  (DesignWorksさん)
うなりました。実は吊ってあるのだそうですが、つまり風船が理由であってギミックの処理にも使われているのです。

| | コメント (0)

2010年12月27日 (月)

展開図のデザイン

美しいものはその図面も美しい、と師匠に教わりました。

ronen kadushin: recent uploads (designboomさん)
1枚のプレートからできた家具。その1枚の大きさにも制約があるようです。平面から立体になるその瞬間を展示してあるよう。

2440×1220, Saw, Assemble by Pål Rodenius (dezeenさん)
複数の図面が同時に印刷されています。結果、複数の家具が自作できますよ。
完璧に人為的なパターンなのに、無作為なパターンが描かれるこの不思議。そうなるためには、モジュールを同一にしつつ同じ位置に線が乗らないようになどの細かい工夫が見られるのです。

| | コメント (0)

2010年12月24日 (金)

プレゼント

無事上海から戻ってきました。来年は上海を行ったり来たりになりそうです。日本とは1時間しか時差が無いのですが、実際には3倍の早さで時が流れている気がします。人のエネルギーを体感できる都市ってそうはないと思うのです。

今日はクリスマスイブ。というわけでプレゼント2題です。

Happy Birthday Box (monogocoroさん)
誕生日用ですけれど。飲み屋さんなんかで誰かが「今日誕生日なんだ」って言い出すことってありますよね。ポケットに入る、ってところが素晴らしいのです。

Qrapping Paper (LikeCOOLさん)
ラッピングシートの模様がQRコードになっています。そしてその情報そのものをプレゼントできてしまうのです。つまり中身は無くてもいい。でも中身がQRリーダー付きのビューワーならもっといい。

| | コメント (0)

2010年12月14日 (火)

折り畳める感じの椅子いくつか

Steady and light Cardboard Stool (The Design blogさん)
一枚で簡単組み立てのスツール。スリットの位置が気になりますが、素晴らしいアイデア。

flat mate folding stool (DESIGNSPOTTERさん)
こちらは持ち歩くことをそのままデザインされています。

emergency furniture kit (MoCo Locoさん)
非常時に、とのことですが。スツールのサイドの表情が美しいのです。

monodan chair kids (CsBOX PROJECT ショップさん)
一枚で製作されているとは思えないほどまさに椅子。展開図まで美しいのです。

Belkiz Feedaway high chair (Interior design roomさん)
そして最後はこれ。たためるかどうかわかりませんが、とにかくこれぞダンボールの使い方。

やんごとなき事情により、明日から一週間ほどブログをお休みしますね。

| | コメント (0)

2010年12月13日 (月)

ハンガーのつかいみち

Sassy Hanger Bag (Yanko Designさん)
このアイデアは初めて見ました。中に入っているものを示す袋でもあるのです。

How to start a Fire with Ikea-Stuff (LikeCOOLさん)
ハンガー火起こし。日常目にするものの中で、弓形をしている貴重なものなのです。

wire hanger sculptures (designboomさん)
かわえー。やってみるとわかりますが、ワイヤーハンガーってものすごくカタいのです。そしてフックをどう使うかのデザインでもあります。

今日の3つって「持ち手」「弓形」「フック」と見方がぜんぜん違うのに、もとは同じ目的で作られた製品なのです。

| | コメント (0)

2010年12月10日 (金)

ペットボトルを再利用するダンボール製の花瓶

飲んだあとのペットボトルを再利用して、花をいけるダンボール製の花器がアースダンボールさんから発売されています。

全部で3種類。ポット、ブーケ、ヘキサ。
リンク先で直接購入もできるようですよ。三種ぜんぶが入ったセットも販売されています。

 280_01
○01 ポット(Pot)
もっとも「花瓶」に近いイメージです。
一枚の紙を筒にして、輪ゴムで口をしばってしまいます。もともとペットボトルは口の大きさや高さに規格があるのですが、その大きさのままでいわゆる「花瓶」に変換しています。
ボリュームのあるなしや背の高い低いなど、オールマイティにどんな花でも似合いますよ。花瓶ですから。

 

280_03
○02 ブーケ(Bouquet)
こちらはペットボトルの丸さを四角いイメージに変換しています。ある意味バランスを保ちながらペットボトルとはまったく違うものにするカバー。ブーケと名付けられています。
その名のとおり、ブーケのようなアレンジが似合います。3種の中でただひとつ白いダンボールで製作されているのです。

 

280_02
○03 ヘキサ(Hexa)
最後は6本のまったく同じパーツを組み合わせて作るヘキサ。同じ部品を蜂の巣のように組み合わせたら、上下を輪ゴムで留めてしまいます。ダンボールで表現できる究極の多角形かもしれません。
3種の中ではいちばんボリュームがあるので、背の高い凜とした花をいけるととっても映えるのです。
上面にはレース模様が表現されています。

| | コメント (0)

2010年12月 9日 (木)

ペーパークラフトとダンボールのクリスマスツリー

→クリスマスペーパーツリー (だんぼーるパパさん)
紙でつくるクリスマスツリーです。大きさが2種類あって、
30cmは1575円、60cmは2625円で販売されています。どちらも真っ白なので、飾りは別に用意することになります。絵も描けますよ。30cmタイプは厚紙で、60cmタイプは薄いダンボールでできています。

紙でつくるツリーって構造上どうしても直線がちになるんですが、このツリーは六角形をベースにしているので、けっこう丸い印象なのです。写真だとなんだか複雑なかんじなのですが、たった3枚の紙だけでできています。
280mago_xmas02

280mago_Xmas05

 

リンク先の→クリスマスペーパーツリーでは、もう1種類ダンボールでできたクリスマスツリーを販売されています。 
280mago_XmastreeD3m 
280mago_XmastreeN3m

こちらはミルダンという牛乳パックの再生ダンボールでできています。やっぱり真っ白。そして高さは3m以上ありますよ。リンク先にも写真が掲載されていますが、5段なので実際にはもう1段高くなります。

ご家庭でぜひ…っていうタイプじゃなくて、イベントなどで使うことを
想定されています。スーパーやショッピングセンター、学校や公共施設などで使うクリスマスツリー。家庭で使ってももちろんOK。

使い捨てじゃなくて毎年ちゃんと組立→分解できるようになってますよ。その組み立てそのものもイベントにできちゃいます。

もうひとつ、穴がたくさん開いているのですが、この部分に星形のメッセージカードをゲストに吊してもらえます。およそ2000人ぶん。やがてそれがツリーの飾りになるようにデザインされています。

ビニールでできたツリーを使い捨てにすることのない、新しいツリーと思うのです。

| | コメント (0)

2010年12月 8日 (水)

平面から立体へ

iDish (LikeCOOLさん)
気分だけでも。

3D Drawing Pad (monogocoroさん)
先日Shade12をバージョンアップ購入したら、パッケージの中からこの赤青メガネが予期せずでてきてうれしかったのです。
描くと飛び出して見えるメモパッド。奥行きが表現されるのではなくて浮き上がって見えるのかな?

| | コメント (0)

2010年12月 7日 (火)

ダンボールのデザイン本2

先日ダンボールを使ったデザインの実例集を2冊紹介したのです。
ダンボールのデザイン本
いわゆるパッケージとは異なる例を主に紹介しているので、いやいや今年そんなにダンボールって盛り上がってたかな?って思ってたのですが、やっぱり盛り上がってるようですまた見つけました。

cardboard book (designboomさん)
日本の出版社でこーゆーのが発売されないのは残念ですが、ひとつのジャンルになりつつあるならうれしい。
正直おなじ時期に発売されると内容としては重複する部分もありそうな気がしますが、それも人気投票の裏返しなので良いのです。

Amazonさんでも取り扱っていますよ。

| | コメント (0)

2010年12月 6日 (月)

牛乳パックの先と後

Motte Milk Carton Handle (design milkさん)
単品ではまったく使い方が想像できないプロダクトってあるのです。牛乳パックホルダー。そこを使うんですかそこを使うんですか!
以前に紹介したこちらの商品と比較しても楽しいのです。同じ目的なのにまったく違う形状。→ブリックスデザイン ミルクホルダー (北欧雑貨さん)

BCOME a CD CASE (BCOMEさん)
BCOMEさんの牛乳パックCDケース。縫製も美しい一品なのですが、驚きなのはCDが入る大きさだったのだってこと。

| | コメント (0)

2010年12月 3日 (金)

スピーカー3題

ダンボール組立式スピーカー (無印良品さん)
言わずと知れた無印良品さんのダンボールスピーカー。絶妙なサイズなのです。

WUD Speakers (design milkさん)
こちらは木材ですが、なんとも組み立てキットを感じさせるデザイン。

Ceramic Speaker by Nendo (dezeenさん)
最後はnendoさんのセラミックスピーカー。ふだんは脇役の基盤の美しさ。

| | コメント (0)

2010年12月 2日 (木)

折り紙の表現

オリツナグモノ (MITSUBISHI CHEMICAL JUNIOR DESIGNER AWARDさんから)
うなりました。折り紙のかさなった部分を表現として見せる貴重な手法です。もはや発明とさえ思うのです。そして美しい。

James Roper sculpture
膨大な折り紙作品を並べてみせたとき、その背景にある膨大な時間が見えるようなのです。

Furniture Origami (design milkさん)
家具に特化した折り紙集。家具だけで何作品持つのか心配になりますが、日本だけでは生まれなかった方向なのかもしれません。

| | コメント (0)

2010年12月 1日 (水)

ひっかける

ティーバッグをカップに引っ掛けるデザインってけっこうたくさんあるのです。いつか全部集めて特集したいのです。

Zippers for your Choco Drinking (Yanko Designさん)
こちらはジッパー。ちょうどジッパータブに見えるようになってます。

tie tea (designboomさん)
こちらはひとめで「ひっかける」とわかるカタチ。

| | コメント (0)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »