« Nikonが発売するニコンFペーパークラフト | トップページ | 2010カミノデザインをよろしゅう願い申し上げます »

2009年12月30日 (水)

独断で決める2009年の紙ネタ10

2009年の更新は今日で終わり。最後は恒例にしたいと思ってる紙ネタ10で締めくくりたいのです。
名づけて 『カミノデザインが勝手に選ぶ紙ネタベスト10!2009』。
今年紹介した紙ネタの中から、勝手に10コを選びました。順位をつけてますけど、あくまでも個人的な衝撃度なのでお許しくださいな。

第10位
Paperclip LED Light by Sungho Lee (Yanko Designさん)
電池を挟むことでLED照明になっちゃいます。よく考えると針金は途中で断ち切る必要があるわけですから、もしかすると最初はクリップから出発しなかったのかもしれないのです。でも完成形はクリップのためのクリップだからできる照明になってる。その何重にも込められた奥深さにクラクラしてしまいます。

第9位
Andrea Romani: Ecological Business Card (I Believe in Advertisingさん)
ハギレに押すスタンプ名刺。いやそれは単に普通のスタンプじゃないかっていう話もあるのですが、とにかくどんな紙でも押せば名刺になるっていうものの見方に感動。打ち合わせ中に相手のメモ帳に押せばいいのです。あとは普及するかどうか。

第8位
WITHOUT THOUGHTは深澤直人さんを中心に、インハウスデザイナーさんがひとつのテーマのもと作品をつくるワークショップなのです。今回でもう10回目。
naoto fukasawa: BOX - without thought(designboomさん)
こちらのサイトにいくつか作品紹介があるのです。 作品集も出版されていますよ。
WITHOUT THOUGHT VOL.10 BOX
【Amazon】WITHOUT THOUGHT VOL.10 BOX
で、今年のテーマは箱。おもしろい。ものすごく面白いのです。
保護や意匠や梱包を超えたところにある箱の可能性を、あらためて知る機会になったのでした。

第7位
鉄道グッズ (つれづれ日記さん)
いちおう紙ネタってことで。
でも内容的には本当に驚いたのです。ここんとこを隠すと、もうまったくどう見てもペットボトルとわからないのです。ほとんど見えているにもかかわらず、です。「ものを見る」ことを問い直す一品なのです。

第6位
cardboard carpets by wendy plomp (designboomさん)
このブログとしては、とてつもないアイデアという他ありません。
ちょうどラグ程度の大きさなんです。地色もそんな感じ。
展開図の美しさも同時に味わえます。形もトラの敷物っぽい。
印刷だってキレイに乗りますよ。軽量安価。
地面に敷いてその上に座るっていう行為もニヤリ。
総てがつながるデザインと思うのです。

第5位
“Reach for the Moon” by Mike Mak (CubeMeさん)
紙ネタかっていわれると微妙ですけれども。文字ネタ。
今年は文字、とくに漢字を使うプロダクトが結構見られた年でした。
こちらもそう。2本増やしても読めるってすごい。きっと10本増やしても読めるのです。100本でも。
そう考えると、いつかきっと月にたどり着くのです。

第4位
Got Me a Spoon (Yanko Designさん)
いやそこんとこはデッドスペースじゃないですから!素晴らしいアイデア。すでに完成された展開図を持つケーキボックスに、まだ改良の余地があるなんて思いもしませんでした。何もないところに「なにか」を見ることができる人って、すでに才能だと思います。

第3位
ダンボールボックス (なるほど無印良品 新商品ブログさん)
驚きました。ダンボール製品が売れなくなっていて新しい可能性を業界の方たちが一生懸命探しているいま、これが商品になるなんて。
これっていわゆるトレー方式の組み方で、業界では普通に見られるボックスなのです。
無印良品さんの商品づくりって、いままですでにあったけど誰もそんなふうに見てなかったものに「でもこれってカッコいいよね」って言ってくれることだと思うのです。

第2位
キリンヂャカード ダンパー(nikkei TRENDYnetさん)
ふつうのダンボール箱を、強度を保ったままスタッキングまでできてしまう収納箱に変えてしまいます。
プラスチックのアタッチメントだけで。
箱そのものは一切加工しなくていいのです。
なぜいままで無かったのかって言うくらい素晴らしいアイデア。
なにかを付け加えることで性質を一変させてしまう好例ですね。
ダンボール箱に新しい価値を付加する"夢の発明"とさえ思うのです。

第1位
ETV特集 『目覚めよ身体,感覚の宇宙~メディアアーティスト岩井俊雄の特別授業』
リンク先はこのブログの当時のレビュー記事です。
迷わず今年の一位だと思うのです。そういう衝撃度でした。適切なプログラムを用意すれば、すべての子どもたちに「ウケる」ことが可能だなんて。そのすべての行為がデザイン。そしてそのプログラムに紙が重要な役割を果たすのでした。
冒頭ふだん子どもたちをよく見ている担任の先生たちが口を揃えて「そんなの子どもたちはできませんよ」って言っちゃうあたりが印象的。
「デザインのチカラ」を思い知らされた番組でした。

|

« Nikonが発売するニコンFペーパークラフト | トップページ | 2010カミノデザインをよろしゅう願い申し上げます »

紙について」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« Nikonが発売するニコンFペーパークラフト | トップページ | 2010カミノデザインをよろしゅう願い申し上げます »