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2009年2月16日 (月)

ETV特集 『目覚めよ身体,感覚の宇宙~メディアアーティスト岩井俊雄の特別授業』

昨日のNHK・ETV特集は、岩井俊雄さんが登場でした。
録画スタンバイで楽しみに待っていたのですが、まさに衝撃の内容。
このカミノデザインでも何度かいわいさんちのブログをご紹介していますけれども…もうどんだけ引き出し多いんですか?

こちらは予告編ですよ。
       

娘さんの通う小学校の全学年で、いわいさんが特別授業をやっちゃうっていう内容なのですが。そのすべてが異なる内容なのです。その全てがコンテンツとして高い完成度。先生たちの心配もよそに、もう子供たち大ウケ。おそらくは先生も。そして保護者のみなさんも。きっと見ている視聴者も。

1年生「どっちがへん?」
2年生「リベットくん」
3年生「赤青アニメ」
4年生「からだアニメ」
5年生「光のポートレイト」
6年生「顔のおどろき盤」

1年生「どっちがへん?」は同じようでちょいと違う2枚の絵を考えさせる内容でした。本も出てますよ。
どっちがへん?
【Amazon】どっちがへん?
最初に例を見せて子供たちに「へん?」を指摘させます。『どっちがへん~』の節つきで!すべてがいわいワールド。なんの説明もなかったとしても、彼らは直感的に"おもしろい"ってことを理解しているのです。

2年生「リベットくん」。こちらも本がでてますよ。
いわいさんちのリベットくん
【Amazon】いわいさんちのリベットくん
たんに動くことじゃなくて…変化することのおもしろさ。なぜそう動くのかのストーリーを描けているから時間内に作れちゃうのです。
おどろきなのは、昼休みにすべての「リベットくん」を使ってアニメーションを製作されたこと。
もしご覧になってない方のために…同様のワークショップで完成したアニメーションを公開されているのでそちらを見てくださいな。このアニメーションを昼休みで。音楽が耳について離れません。
       

 

3年生は「赤青アニメ」。
赤と青のペンで描いた1枚の絵を、赤青セロファンで交互に見ると動き出しますよ。セロファンを定期的に動かすために、メトロノームに貼り付けたシーンで泣きました。
そのリズムに合わせてお子さんが後ろでタイコ叩いてましたが…この授業を「音楽室」でやっちゃうところがデザインだと思うのです。

4年生は「からだアニメ」。
細切れに撮影した子供たちの一連の動きでアニメーションを作るのですが…ふだん見慣れている連続した動きとは違うモノを見せられる衝撃。そこに自分も写っているのであれば、楽しくないワケがないのです。

5年生「光のポートレイト」。
懐中電灯を持ってきて、動きをつけて。長時間撮影してしまいます。長時間の動きが一枚の写真になる楽しさ。ちょうど4年生のテーマと逆になってるっていう説明がありました。なるほど。
こんなヤツね。
       

6年生「顔のおどろき盤」。
いわゆるゾートロープを身近なもので作ってしまいます。ぜんぶ手動なのですよ。ゾートロープについては、MISDIRECTIONさんの記事を参考にしてくださいな。
なるほどほぼ円形に納まって、微妙な変化をつけられる素材ってなんだろうと考えたら"顔"なんですね。

6種類のワークショップをやって、打率10割ってスゴイです。
コンテンツが十分に魅力的であれば、10割って可能だったのですね。
というよりも、10割打っちゃう方がいることに感動。

「気付き」→「製作」→「発見」→「感動」→「発表」。
そういう要素がすべてのワークショップに入ってます。素晴らしい"デザイン"を見せてもらった気がするのです。

いわいさんちWebのこちらの記事に特別授業をやることになった背景を掲載されています。

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コメント

どうなるか分からないようで、しっかり盛り上がるのは巧みですね。
赤青メトロノームも楽しいです。

いわいさんの自由さに驚いて、今度は自分でも面白いことを探したくなってきました。
これって、タイトルどおりの作用ですね。

投稿: kohfuh | 2009年2月19日 (木) 00時04分

>kohfuhさん
はい、ものすごくビックリしたのです。私も毎週教壇に立つのですが、10割打てる人がいることに驚きました。知らず「先生の側の視点」になっていたのかもしれません。反省を込めて。
番組のタイトルはちょっと大仰かもと思いましたよ(笑)。でもきっと彼らは一生忘れないのでしょうね。

投稿: kaminodesign | 2009年2月19日 (木) 13時52分

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