コトバに合わせて変化するもの
紙じゃなきゃいけないわけでもないのです。
でも本っていう媒体だから表現できるこのおもしろさ。
しろねこくん【Amazon】
@niftyのデイリーポータルZでおなじみのべつやくれいさんの本ですよ。ページをめくるごとに、ねこと○○っていうひとことと、例のタッチのイラストが。イラスト次第で意味が変わってしまいます。絵本と呼んでよいのかどうかもわからない、不思議な絵本。きっと大人も子どもも楽しめてしまうのです。
ふしぎなナイフ (こどものとも傑作集)【Amazon】
ちょっと高評価すぎるんじゃないの、と半分疑って購入してしまいました。それくらい【Amazon】では高評価が並んでいます。
ナイフが○○○、っていうひとことと、それに対するイラストで表現されています。めくるごとに覆されるナイフのイメージ。
形式は同じでも、印象はずいぶん違うこの2冊。しろねこくんはコトバの意外性を、ふしぎなナイフはイメージの意外性を問われます。どちらもすべてひらがなですから、セットでプレゼントしても楽しいかもしれません。
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