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2007年10月26日 (金)

メディアクリエイター佐藤雅彦さんの本

電通出身の佐藤雅彦さん。現在は東京芸術大学大学院映像研究科教授です。NHKピタゴラスイッチの製作監修も担当されていますよね。
で。
その佐藤さんとユーフラテスさんとで製作されたこんな本が発売になりました。
midnight animation
midnight animation

本ですか?本ですかこれ。中のページはそんなに多くはないんですが、DVDが入っています。DVD付きの書籍なんていまどき珍しくもなんともないですが、これはDVDプレーヤーを投光器として使うのです。
いやもうちょっと説明しにくいんですけれども。DVDの映像の光を本に当てると、絵がアニメーションになって動き出すのです。そんな風にDVDを使用することも、アニメーションにする手法も今まで聞いたことがありません。
調べるとこれ、大日本インキ化学工業株式会社さんの展覧会、COLOR OF 10で投票一位になった作品に、新作を追加して書籍化されたもののようですね。

というわけでこの佐藤雅彦さんが発表する本は、読者が単に読むだけでは許されないのです。
任意の点P
任意の点P

ひとことで言ってしまうと立体視の本なんですが。
付録に立体視メガネも付いてきますよ。裸眼でも出来る人は見えるらしいですけれども。ただその立体視させる内容がですね、ものすごく佐藤さんらしいのです。

ぴったりはまるの本 (ピタゴラブック)
ぴったりはまるの本 (ピタゴラブック)

じつは以前にも紹介しているのですが。もうどんな風に紹介したのか忘れてしまいました。
もう驚くほどに情報量の少ない本です。どれくらい少ないかって白紙の次はコレじゃないかっていうくらい少ないのです。厚紙のページにとある図形が書いてあるだけですから。その図形にぴったりあてはまるモノを家の中で探すようになっています。それが全部で20問弱。でもこの本を手にした子どもは、きっと家の中を走り回ることになるのでしょう。

ところでこの本、たいていの家にあるものでなければ成立しないことになっちゃいますね。しかも大きさがほぼ一定のもの。そういうものって、たくさんありそうで実は意外と少ないと思うのです。ネジやビスは大きさがまちまちだし。じゃああれとかあれだったら・・・って想像できたものはこの本にちゃんと入ってますよ。でも小さい子どもだったら?
実際に子どもに渡してみて楽しい本なのです。

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