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2007年8月19日 (日)

建築家 坂茂(ばんしげる)

このブログでも何度か登場している建築家、坂茂さん
紙で建築を建てることを通常の選択肢に加えてしまった方ですね。

先日も南フランスで紙管を使用した橋をデザイン (Gizmodo Japanさん) されたことが大きくニュースになっていました。

坂さんの紙の建築が一般に知られるようになったのは、おそらく1995年阪神大震災後の鷹取教会仮設集会所(紙の教会) (関西今昔建築散歩さん)でしょう。募金とボランティアの手によって建てられた、紙管を使用した仮設の教会です。

2000年のハノーバー万国博覧会 日本館 (竹中工務店さん) では、より大きな規模で紙の建築が実現しています。

最近では、パリ・ポンピドゥーセンターの別館プロジェクト(ポンピドゥーセンター・メス (Plataforma Arquitecturaさん) )が進んでいますし、日本なら今年3月にお台場で期間限定公開されたノマディック美術館 (ashes and snowさん) に訪れた方も多いと思います。コンテナと紙管を利用した、文字通り世界を巡る建築ですね。

永遠と一瞬の境目あたりのデザイン。

<参考>トイレットペーパー
<参考>ダンボールシェルター
<参考>ダンボールハウスあれこれ

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