TAKEO PAPER SHOW 2007
TAKEO PAPER SHOW 2007 (竹尾ペーパーショウ2007)を今年も見てきました。
大阪展のほうに行ったのですが、もうすごいひと。ほとんどは学生さんなのですが、竹尾さんの担当の方はとっても丁寧に学生の質問にも答えておられます。将来の顧客候補ではありますが、なにより学生さんにこそいいものを見て欲しいですよね。
あともう一日あればなあ。ゆっくり見られるのに。しかも平日だし。ついあたふたしてしまのは、毎年ちょっと残念です。
どのディスプレイテーブルもたくさんの人に囲まれているのですが、よく見ると混雑の程度に差があります。そのまま人気の差なのかもしれません。今年もいろんなジャンルからたくさんのデザイナーやアーティストさんが参加されていて、こんな方がこんなモノを!っていうテーブルもあって楽しめました。
AからZまでの名称を持つ紙を並べた展示は、もういろんなブログでも紹介されていますから・・・
毎年注目してみているのは、ディスプレイテーブルそのものです。紙で構成されているのは過去にも数年ありましたが、今年は紙の束を梱包のまま積み上げて構成されています。
紙の名称を刻んだ素のままのシナ合板で上下をサンドイッチして、梱包テープで固定されています。
ふつうディスプレイテーブルって、特に短期のイベントならなおさら「組み立て式」や「軽量」なものを選ぶところなんですけれども。これは全て紙で詰まっていますから、体積を縮めようがありません。質量もかなりのもののはず。例年は紙が白いぶん、ディスプレイが縦横無尽にレイアウトされている印象がありましたが、今年はこのテーブルの「質量」がそのまま迫力になってました。
気になった紙は、「ファースト・ヴィンテージ」。
クラフト紙でありながら、微妙な色調の違いや厚みが揃っています。
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