紙とコスト
2003年の竹尾ペーパショウ、「COST:VALUE」展を書籍化したものです。表紙とタイトルがちょっと他の年の本よりも硬めなのですが、内容は変わらず十分におもしろいですよ。写真も豊富です。
紙を使用した場合のコストについての記述はあるのですが、こう考えてこんな分野でも紙を使用されている、ということを紹介する貴重な資料でもあります。
個人的に気になったのはこれ。
ヴーヴ・クリコ クリコボックス (Good Design Award)
パッケージそのものがシャンパンクーラーになっていて、氷と水さえ用意すれば良いようになっています。折り紙を意識したデザインも美しいですが、パッケージ即機能なところがすでにデザインです。
・・・あと、意外と買える値段なので安心。
これをみて思い出したのがさらにこれ。
かしこいかみ (Hara Museum Online Shop)
manaさん (←リンク先はロフトワークさん) のデザインです。あらかじめ折り目が紙に入っていて、ガイドに従って折っていくとカードトレイやボウルなどが出来上がってしまいます。
いまのところ原美術館さんのオンラインショップでしか見つからないんですが・・・ハンズに置いてあった、といううわさもありますよ。
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